ルーン文字ってこんなの

ルーン占いというのがあります。

25個の石を袋の中でがちゃがちゃかき混ぜて一つだけ拾い出す。または、ざらーっと石をぶちまけて一つだけ拾う。その石に書かれた記号を見て占いごとの帰趨(きすう)を鑑定する。それがルーン占い。

手法としてはタロットと似たところがあって、霊感頼みの占術の一つです。そのせいか、タロット占いをする人でルーンも扱うというのはよくあるようで、本来文字の正逆は読まない占いでですが、タロットのように正逆を見る占者も多いようです。

さて、このルーンストーンに書かれた記号、実際は古代ゲルマンの文字でそれぞれの字に意味が振られています。現代ではルーン文字の文字としての役割は古文書の解読くらいしかありません。ルーン占いでも文字ではなく一種の符牒(ふちょう)・記号として扱われています。

ルーン文字には占いの手法上「意味」が割り振られていますが、ルーン文字は音素文字であって文字自体は本来意味はなく、ただ発音を表すだけのものです。

ビジュアルの面では直線で構成されていてアラビア文字のような「くるくる」とした印象はなく、プリミティブでシンプルな雰囲気がいかにも質実剛健なゲルマンといったろころで、ネイティブアメリカンの民族文様にちょっと似てますね。

ちなみにルーン「ストーン」と言いましたが、白樺とかニレとかの木質素材、ガラスやケミカルなどの人工素材製のルーンも市販されています。人気のあるのは水晶とかラピスとかのパワーストーン系ですが、質の良い石を使った製品は少なくて、クラックやインクルージョンが多い低質な素材の製品が多いのがちょっと残念。それも魅力と思えれば問題なしなんですけどね。

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